墓石専門家からアドバイス
よく「いいお墓を建てたい」といった希望をききますが、「いいお墓」とは、どういったお墓なのでしょうか?
「値段が高いから」、「希少価値の高い石を使っているから」そう答える方もいらっしゃるかもしれません。お墓の価値をどこに見出すかは人によって異なりますが、高いから・希少価値があるからといっていいお墓であるとは限りません。
どんなにお金をかけても良い石を使っても、気持ちがこもっていなければそれは“ただの石”なのです。供養する気持ちをお墓にこめることで初めて墓石となり「いいお墓」と呼べるのではないでしょうか。
質の悪い石を使い経年劣化でヒビが入ったりしてしまうと、何度も修繕が必要になり余計に費用が掛かってしまいます。
見た目よりも品質
現在、世界で墓石に使われている石は、150種類以上ともいわれています。その中から選ぶとなると、何を基準に選んでいいのか分からなくなってしまいます。見た目や希少価値から選びたくなるとは思いますが、やはり品質に焦点を当ていい石を選ぶようにするのが大切です。
質のいい石とは
「質のいい石」とは、どういった石のことをいうのでしょうか?
お墓は、常に雨風や雪といった自然環境にさらされているので、どんな石でも経年劣化を起こします。石に傷があるなどといった質の悪い石は、劣化の速度は早くなりますが、質のいい石では、「劣化の速度を遅くする」ことができるだけでなく、「味わいのある石」になります。
質のいい石を選ぶ基準としては、「硬い石か」・「光沢はあるか」・「岩石の成分は密か」の3点に注意しつつ、石材店と相談しながら選ぶようにしましょう。
日本産出石材純国産製品
日本で採掘される墓石製品用原石もほとんどが中国福建省へ輸出され加工しまた日本に戻ってきているという時代ですが、弊社では
茨城県桜川市真壁町の墓石工場で全て加工する純国産墓石製品にも取り組んでおります。70年以上の墓石製品加工の歴史のある工場で作られます。
是非ともこだわりの逸品をお確かめください。製作期間は通常の中国製製品より長くかかります。またインド及び欧州の御影石の原石も輸入して加工可能ですので、是非ともご相談ください。